密かに話題になっているwishで買物をしてみた

今、一部で非常に話題になっているwishという通販サイトで買物をしてみました。

wishはアメリカのカリフォルニア州に拠点を置く新鋭の通販サイトです。
海外からお気軽に、しかも格安でネットショッピングできるということで友達から教えてもらいました。

商品がやたら安く販売されていて、80%割引90%割引は当たり前で、中には無料というものまであって、まさに我が目を疑うほどです。
無料とは言え、送料がかかるのでタダで手に入るわけではありません。
また、商品1個につき送料がかかるので、2個買えば送料も2個分払わなければないらないという、ちょっとアレな設定です。

そうは言っても商品が格安で販売されていることには違いなくて、ついつい必要のないものまで買ってしまうような罠が隠されています。

今回購入した商品

今回(思わず)注文した(してしまった)ものは、こんなものです。
・512GBのUSBメモリ
・SIMカードサイズ変換アダプタ
・薄型ワイヤレスマウス
の3点です。

512GBのUSBメモリ

商品代金は1,374円でした。
耐水でUSB3.0対応のUSBメモリです。
転送速度は最大480Mbpsと書いてあります。

これ、日本で買えば普通に10倍以上はします。
その時点でちょっと怪しい感じがします。
さらに言うと、表示価格は754円でしたが、それは512GBの商品ではなくて64GBの値段でした。
オプション選択で512GBにすると値段が1,374円に上がってたんですね。
値段が変わることが分かるのは商品をカートに入れる直前なのです。
何だか怪しい雰囲気がしていました。

さらに注文を進めると、送料は381円となりました。
日本国内の送料でも、これよりは少し高くなる気がします。
何だか値段設定がいろんなところでぶっ飛んでいます。

しかし、さすがに海外から発送するだけあって、配送期間が長いです。
この商品の場合、おおよそ3週間かかりました。
アマゾン辺りで購入すると2,3日後に到着したりするので(早いと翌日)、それに慣れているとかなり長く感じます。

商品が到着したら、3度びっくりしました。

まずは梱包。ビニール袋に入っているだけの簡単梱包です。
たしかに雨で濡れることはありませんが、日本の丁寧な梱包に慣れているとびっくりします。
一応ビニール袋の内側にはプチプチが付いてはいます。
海外ではこれが普通なようで、他の商品でも割とポピュラーに使われていました。

次にびっくりしたのは「要追跡入力」のシールが貼付されていたこと。
これ、見たこともないので、一体なんだろうと思いました。
特に悪いことしている訳ではないのですが、何だかどこかの組織に追跡されているのかと勘ぐってしまいました。
これは日本の郵便で言うところの書留ということでした。

そして、梱包を解いて商品を出したら袋に入っていたのですが、その袋には「USB CABLE」の文字があったこと。
これ、USBメモリのはずなんですが、なんでケーブル?
USBメモリーとは書いてなくてもフラッシュとかスティックとか、そういう言葉があるのを期待していたのですが…
これは今でも謎です。
(想像ですが、袋だけ他の製品のものを流用したのではないかと思われます)

これまでで見えて来たこと

商品を取り出したところで、大体のところが見えてきました。

wishはアメリカの会社ですが、そこでは受注と注文管理、顧客対応しか行われていないようです。
いわゆるフロントエンドの部分ですね。

で、商品は中国の会社が生産して、そのまま発送しています。
生産工場から配送するのですから、品質管理が甘かったりすると、中には不良品が混じっていることもあったりします。
品質管理に関しては、中国は日本に比べて少々甘い気がします。

で、配送は、一旦香港を経由するので、通常より余計に時間がかかります。
これが配送期間の長い原因の一つというわけですね。

で、苦情などはアメリカで受けて、それから、中国の工場に伝えているようで、返事はまたアメリカ経由なのでなかなか返事が来ません。
一応伝わってはいるようです。

製品の性能テスト

さて、ここまで来るとめちゃくちゃ怪しいので、製品の性能テストをしてみようと思いました。
テストと言っても簡単なものです。
目視検査とデータ書き込みテストです。

で、目視検査ですが・・・不合格でした。
これはUSB3.0のコネクタ形状ではありません。普通にUSB2.0です。
いやいや、そもそもメモリとして認識されるのかも怪しい雰囲気です。

このUSBメモリをUSBポートに接続してみると、表示されました。ピッタリ500GBでした。
余談ですが1GBは1000MBという単位と、1GBは1024MBという単位の2つが存在します。
非常にややこしいのですが、現状そうなので仕方ありませんが、このUSBメモリは1GB=1000MBのようです。

ところが、デバイスマネージャで見てみると、何やら警告が出ています。
何の警告かは分かりませんが、何やら怪しい雰囲気です。

とりあえず認識はしたので、書き込みテストです。
ちょうど手元におおよそ700MBのファイルがあったので、これを1番から順番に名前を付けてコピーしていきます。

書き込み速度は遅いです。15Mbpsとかしか出ていません。
明らかにUSB2.0より劣っています。
512GBまで埋めるのにどれくらい時間がかかるのでしょうか。

あまりに長すぎるので途中で諦めて50個位書いたファイルの読み込みテストをしました。
すると、後半書き込んだファイルの中身が消えていました。
バイナリエディタで覗いて見ると、すべてがFFとなっています。
どうやら実容量より大きな容量に見せかけていただけのようです。
16GB程度はちゃんと書き込めているようなのでこのサイズのUSBメモリのようです。

ということで、USBメモリはひどい偽装品という結果になりました。

SIMカードサイズ変換アダプタ

2番めの商品はかなり怪しい商品です。
nano SIMをmicro SIMやノーマルサイズのSIMに変換したり、micro SIMをSIMに変換したり、そういうアダプタです。
実のところ、アダプタは欲しくなくて、ケースとおまけで付いてきたSIM取り出し用の、何ていうのか知りませんが、棒がほしかったのです。

値段は無料!送料の負担のみで購入できるということです。
送料は450円でした。
USBメモリに比べて送料がちょっとお高いのですが、それでも国際郵便だと考えるとかなり安くはあります。

この商品も注文から3週間くらいで到着しました。
梱包は相変わらずなのですが、さすがに2個めとなると慣れてきます。

この商品は、クレジットカードサイズのケースにアダプタが3枚入っており、SIMリリースピンが1本とUSB変換アダプタが入っています。
その他にmicro SDカードを2枚とnano SIMを1枚入れるスペースがあり、小さな部品をなくさないようしっかりとガードしてくれています。

目視検査ではとくに気になる点はありませんでした。
USB変換アダプタの端子がむき出しになっているのはご愛嬌です。
使うことはありませんので全然気になりませんでした。

性能テスト・・・と言ってもSIMリリースピンを使うくらいですが、これは良かったです。
見た目より丈夫で多少強く押し込んでも曲がりませんでした。
ケースから取り出す際もスライドさせて取り出すとスムーズに取り出しができます。

この商品は満足でした。

薄型ワイヤレスマウス

正直言うと、これはまったく期待していませんでした。
というのも、商品代金は無料で送料も283円という、100円ショップも顔負けしそうな値段設定だったからです。
送料込み283円でワイヤレスマウスっておかしくありませんか?

この商品も注文から手元に届くまでに3週間くらいかかりました。
当初注文時には1ヶ月くらいかかるということだったので、少々早くなっている気がします。
とは言え、国内の通販に比べるとずいぶん遅いなぁという印象ではありますけど。

目視検査です。受信機側のUSBアダプタはUSB2.0です。
マウスなのでそんなに早い転送速度はいりません。
マウス側の電池ホルダーは単4電池2本が入れられるようになっています。

今まで何も触れていませんでしたが、wishで購入できる商品は大抵アウトレット品なので、説明書とかはありません。
このワイヤレスマウスも例外でなく、説明書の類は一切ありません。
マウスとアダプタがポンと梱包されているだけです。

それで、使い方などは想像するしかないのです。

幸いにもこの商品はWindowsを想定して作られているようで、マウスボタンは2ボタンありました。
その他にもう1つ、マウス中央部分にボタンがあるのですが、これはたぶんDPI切り替えボタンでしょう。

持った感じはすごく軽く感じました。
電池を入れると多少重くはなるのですが、ちょっと軽すぎる感はあります。
電源スイッチらしきものは見当たりません。
電池を入れたら即起動します。

次は性能テストです。
受信機のUSBアダプタをパソコンに取り付けます。
マウスを動かすと画面のマウスカーソルがそれに連動して動きます。
DPI切り替えボタン(らしきスイッチ)を押すと、マウスカーソルの動きが早くなりました。
これは正解だったようです。
もう一度押すと元に戻りました。

正直、驚きです。
ちゃんと動作して使えることに驚きました。
マウスの形をしたおもちゃが来るのではないかと思っていましたから。

安全な購入をするために

いかがだったでしょうか。
今回注文した3点中、1点は偽装品でした。
もちろんこのままという訳ではありません。

wishでは受け取りから30日の返品保証が付いています。
何かトラブルがあったら返品できるという制度です。

私は今回USBメモリが偽装品だったので返品請求をしました。
1ヶ月近く待たされて偽装品が送られて来たのは少々残念ではあります。
こういうトラブルもあるということで承知して利用しなければならないでしょうね。

最後に

それでも利用したいという方のために最大50%オフのクーポンを掲載しておきます。

→ QSWXBJP

元々安価なのであんまり意味はないかも知れません。
ご利用の際は細心の注意を払ってくださいね。