自宅WEBサーバを独自ドメインで公開してみた

テスト環境(βテスト)を知人に見せようと思ったのですが、テスト中のサイトを公のサーバに置くのはちょっと気が引けてしまいます。そこで、自宅内のWEBサーバを公開して、それをチェックしてもらうことにしました。これはその時のメモです。

流れとしては、
1.ポートの開放
2.ポート開放の確認
3.ドメイン取得
4.ネームサーバ設定
5.DDNSの設定
6.DDNS更新設定
となります。

準備

サーバを公開するのですから、Webサーバは必要になります。
今回Ubuntuをインストールしたマシンに 192.168.1.16 という固定のIPアドレスを割り振ってサーバに仕立て上げました。
アドレスはDHCPサーバの管理外のアドレスを使いましょう。

1.ポートの開放

我が家ではPR-400NEを使用しています。というか他に選択肢がありませんでした。宅内IPアドレスは192.168.1.1でした。

まずはPR-400NEにログインします。ブラウザを使って http://192.168.1.1/ にアクセスします。

ユーザ名は user で、パスワードは初回アクセスした時に設定したパスワードとなります。

ログインしたら、「詳細設定」→「ワンタッチ設定」と進みます。

Webサーバ : チェック入れる 
WebサーバのIPアドレス : 192.168.1.16

入力し終わったら「設定」ボタンをクリックします。

画面がリロードされたら、左上の「保存」ボタンを押してください。

2.ポート開放の確認

LAN内から直接WAN側のIPアドレスで確認しようとしてもできません。(理由は話すと長くなりますからご自分で調べてみてください。)それで、WAN側からチェックしてもらう必要があります。

まず、サーバー監視/ネットワーク監視サービス CMAN でIPアドレスを調べます。

こちらにアクセスしてみてください。→ https://www.cman.jp/network/support/go_access.cgi

いきなりWAN側のIPアドレスが表示されます。これがあなたに割り当てられたグローバルIPアドレスです。

次に、HTTPが通るかチェックを行います。IPアドレスの表示されている場所のすぐ下にある「HTTP確認」をクリックします。

そのまま何も考えずに「HTTP疎通チェック」ボタンをクリックします。

ページが変わったら「確認結果」の「HTTPステータス」を見ます。「HTTP/1.1 200 OK」ならWAN側に公開されています。

もし、ダメなら1.からやり直してみてください。

3.ドメイン取得

今回ドメインの取得にムームードメインを使いました。知人に見せる程度なので無料ドメインでもよかったのですが、後々使うことも考えたら、年間100円程度の出費は大したことありません。ムームードメインは下のバナーからどうぞ。ドメインが年間50円からあります。

今回は asibe.win を取ってみました。何でも良かったんですが。

ドメイン取得の方法は他の方がたくさん書いてありますので、そちらを参考にしてください。

注意点としては、DNSの設定で「取得したドメインで使用する※上級者向け」を選択することです。

4.ネームサーバ設定

ムームードメインでドメインが取得できたら、ネームサーバを設定しなければなりません。

DDNSとして運用しますので、ネームサーバにMyDNSを使います。ムームードメインのネームサーバの欄に次の設定を行います。

ネームサーバ1 : ns0.mydns.jp
ネームサーバ2 : ns1.mydns.jp
ネームサーバ3 : ns2.mydns.jp

入力し終わったら「ネームサーバ設定変更」ボタンをクリックしてください。

5.DDNSの設定

MyDNSにログインします。登録が済んでない人は、ちゃっちゃと済ませます。そして「DOMAIN INFO」をクリックします。

出てきた画面を下の方にスクロールして、Domainの設定項目まで見ます。

Domain : (FQDN)
asibe.win
MX : (Hostname, Priority. FQDN)
asibe.win

今回はWEBサーバを公開するだけですので、他の項目は空欄で構いません。

後々メールの送受信をしたいとか、www.asibe.win でアクセスしたいとか、出てきたら設定しましょう。

設定した後、DNSが反映されるまでに10分から長くて半日くらいかかることもあります。辛抱強く待ちましょう。

6.DDNS更新設定

次のコマンドを実行します。

# crontab -e

起動したエディタを使用して、次の行を最後に追加します。

45 * * * * wget --spider --http-user=[マスターID] --http-passwd=[パスワード] http://www.mydns.jp/login.html > /dev/null

長いのでタイプミスに気を付けてください。毎時45分にMyDNSに更新通知を行います。

7.DNSの確認

nslookupコマンドを使ってDNSが反映されているか、確認します。

# nslookup asibe.win

asibe.winのところはご自分で取得された独自ドメインを入れてください。

Name:   asibe.win
Address:  xxx.xxx.xxxx.xxx

と表示され(xxxはIPアドレス)、自分のIPアドレスと同じになったことが確認できます。

以上で設定は終わりです。